KNOPPIX/Mathの補足解説

ご注意
自分がまだ使っている Windows 機のハードディスクから新たなパーティショ ンを切り出して,そこに Linux を入れることもできますが, これはよほどコンピュータの知識が無いとお薦めできません. 何も立ち上がらない機械が容易にできてしまい,Windows を入れ直すのは 結構面倒です.特に Vista の 機械は,ハードディスクの切り出しは Vista に標準装備されたツールで 簡単にできますが,そこにそのまま Linux をインストールすると, リカバリーもできなくなって Vista を再インストールする羽目になり (当然, 折角入れた Linux は立ち上がらなくなり) ますので,充分ご注意ください.
著者は Vista の機械にまず FreeBSD を入れ,そのブータをハードディスク の先頭 (MBR) にインストールし,立ち上がらなくなった Vista を リカバーしてデュアルブートにした状態で,Linux を第3のパーティション にインストールし,Linux のブータはこの Linux パーティションの先頭に 書き込んで,FreeBSD のブータからそれを立ち上げることで,トリプル ブートを実現しています.
なお,2009 年の 11 月に出た Windows 7 では,パーティションの切り出し ツールがメニューからは選択できなくなっていますが,コマンドプロンプトか ら DISKMGMT.MSC という指令で立ち上がり,Vista と同じように行えます. 勇気の有る学生が,Ubuntu Linux のデュアルブータである grub を標準 MBR にインストールしてみたら,すんなりデュアルブートが 実現できました.ただし,一部のメーカーのノートパソコンなどでは, プリインストールの Windows 7 の自動アップデートで grub が働くなった ことがありますので,やはり自分で対処できる人しかやるべきではありません.
別法として,最近の機種では USB ブートをサポートしているものが有り,これに Linux を入れると CD や DVD よりも使い勝手が良いようです.しかし,これも 間違えずにインストール先を USB に選べる自信がある人だけに限ります.
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