符号理論(三年生・夏学期)

このページは, 符号理論の講義の受講生との情報交換に使います.


講義要項と教科書・参考書の紹介

ディジタル情報の伝達はノイズによりゆがめられ, アナログ情報の場合と異なり それによって致命的な痛手を被るのが普通です.
符号理論とは、伝達内容に少し余分なデータを加味することにより, 受信側で 多少の誤りは取り除いて正しい情報を復元することを可能にする数学的手段を 研究するもので, 数学的理論がプログラミングの工夫などとは本質的に異なる 次元で役に立つことを示す良い見本です.
符号理論は, 衛星通信から CD の読み書きなど身近なところまで, 実際に用いられて います.
この講義は符号理論をもっと広く解釈して, 一般に計算機の内部で扱われるコード というものを対象に, データの符号化, 暗号理論の基礎と応用なども 合わせて解説し, 通常,情報科学科の卒研生なら当然知っていると世間で 思われる程度の符号全般に関する知識を身につけさせることを目標とします.
ただし,本年度は一度前期に暗号の講義をやってしまっており、 最近の人気が誤り訂正符号よりも暗号の方が大きいので, この講義も暗号を中心に楽しくやります.

参考書は不要ですが,

太田和夫・黒澤馨・渡辺治:情報セキュリティの科学, 講談社ブルーバックス

くらいの内容は就職試験を受ける前に身に付けておきましょう.


符号理論の参考書としては

内田興二:有限体と符号理論, 別冊数理科学, サイエンス社

を挙げておきます.

だいたいどんなことをやるかは, 今までの講義概要の記録を見てください. 講義内容はそのうち, 『暗号理論講義』,および『符号理論講義』として 僕の教科書シリーズから出版する予定です.


【実際の講義概要と予定】

これで本年の符号理論の講義はおしまいです. 単位の欲しい人はレポートを 出して下さい. 提出期限は8月31日まで. 紙媒体の場合は金子研実習室へ, メールの添付ファイルでも可.


講義科目の紹介メニューに戻る