情報科学科3年『微分方程式論』のページ

この講義は金子研の卒業研究の指導を3年生に公開し, 人材の確保を 計るものです. (^^;)
微分方程式は数学科と共通で真島先生により開講されてきましたが, 情報の学生が選択しなくなってしまったので, 僕がこのコマを私的な目的に 利用させていただきました. (^^;)
従って常微分方程式の解の存在定理から始める正規の理論を学びたい学生は 数学科の方の講義を受けてください. 同じ科目名なので, どちらか一方しか 単位になりません. また間違って受けても数学の学生は単位として認められ ません.
数学科には微分方程式の続論として偏微分方程式を教える科目がありますが, 情報の方では専門科目に認定されておらず, 他に学部には該当する講義も ないので, この講義は常微分と偏微分の両方を扱います. 従って時間が無いので 理論はほとんどやりません. 代わりにプログラミングを通して方程式の挙動を 学習します.
内容としては, まず常微分方程式の代表例として Newton の運動方程式 から始め, 力学系の初歩と Lorenz アトラクターなど連立常微分方程式の作る カオス, 次いで波動方程式, 熱方程式, 流体, 弾性, 電磁気などの 代表的な偏微分方程式の導出と 数値解の計算法を, できる範囲で演習を交えながらやってゆくつもりです.

このページは, 実際に講義が始まったら, 受講生との情報交換に使う 予定です. ただし, ホームページよりもメイルによる連絡の方が確実なので, 受講希望者は早めにメイルを下さい.

毎回の講義の概要 講義の進行とともにここに書き込んで行きます. サービス講義なので, あまり真面目に書き込まないかもしれません.

5月2日風邪のため休講します.
7月11日理 III 5階で計算機演習をします.
7月18日休講します. これでおしまいです.


講義科目の紹介メニューに戻る.